アイアーマン SE68
2021.10.14
長野県(信州)に根ざした
あたたかい家づくり
あたたかい家庭
永く愛され
受け継がれていく家をデザインする
Archi Airs(アーキエアーズ)。
みなさまこんにちは、櫻井です。
永く愛される家具のご紹介、今回はこちら。
アイアーマンのデザインした「SE68」です。
デザインを手がけたのは、以前にも「アイアーマンのテーブル」を紹介するブログで取り上げた、ドイツ人建築家エゴン・アイアーマン。
SE68は、テーブルが作られた約20年後の1951年につくられました。
もとは、オーケストラの演奏会などが開かれる音楽ホールのためにデザインされたと言います。
特徴は、プライウッド(成型合板)による背面・座面と、
スチールによるフレームの組み合わせの美しさ。
実は、プライウッドが家具に取り入れられ始めたのは、第2次世界大戦頃のこと。
曲線を活かした大胆なデザインなど、その表現の自由度はグンと高まりました。
さて、このSE68チェア、実はもう一つデザインのとてもよく似た椅子があります。
それがこちら。
イームズのプライウッドチェア。
デザインが発表されたのは、イームズプライウッドチェアの方が早く、1946年。
SE68は、このイームズによるデザインを受け継ぎながら、さらに工業的にアレンジしたもの、なのです。
大きな違いは、座と背の表面に鋲が見えているかどうか、という点。
イームズのプライウッドチェアでは、見た目の美しさを求めて、表面に鋲が見えないよう、
ゴムの中にナットを埋め込む「ショックマウント方式」という接着技術が用いられています。
これにより、プライウッド製の家具では実現が難しかったクッション性が叶っています。
一方その後に発表されたSE68は、その接着方法を強度上の弱点と捉え、合板を貫通するネジ留を採用しました。
これにより、見た目にインダストリアルな雰囲気が増すとともに、荷重に強くなっています。
現在、イームズ夫妻のデザインしたプライウッドチェアは住宅や商業空間で好まれ、
アイアーマンのデザインしたSE68は、公共施設で多く使用されているようです。
Archi Airs(アーキエアーズ)の展示場では、SE68を2階の打ち合わせスペースで使っています。
広い座面でゆったりと座ることができます。
同じアイアーマンのデザインしたテーブルと合わせると、
異素材の組み合わせがとても美しくまとまります。
チークのパーケットフロアとの相性も抜群!
時代を超えて、それぞれの良さが今でも認められ、好まれるチェア。
Archi Airs(アーキエアーズ)もそう。
「Long Loved Design ~永く愛されて、本物になる。」を
コンセプトに掲げ、
永い愛着のためのデザインをご提案します。
永く愛される家とともに、
永く愛される家具を。
ぜひ展示場で、実物をご覧ください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また・・・!
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